2026.02.26活動レポート

荷づくり・当日の移動・新居での生活。子連れ引っ越しのコツをご紹介!

サムネ:経験者に聞く!子連れ引っ越し 乗り切るポイント

家族が増えると、おうちが手狭になったりお子さまを育てる環境を見直したりすることもあり、お引っ越しを決断される方も多くいらっしゃいます。赤ちゃんのいる暮らし研究所がお子さま連れでお引っ越しをされた方にインタビューを行ったところ、「これからお引っ越しをする方に声を届けたい!」という思いとともに、さまざまな体験談をお話しいただくことができました。忙しいお引っ越しの中でできることは限られているかもしれませんが、「こんなこともあるんだ」と知っておくだけでも、きっと心の準備ができるはずです。

目次

■荷づくり期は 「計画性と安全確保」がポイント!

<お子さまのお世話が忙しい!荷物も増えていて荷づくりが進まない!>

Aさん(お子さま5か月でお引っ越し):夜中に睡眠時間を削って荷づくりしたり、子どもが寝ている隙にやったり、それがけっこうこたえました。
Bさん(お子さま9か月でお引っ越し):荷物が多かったように思う。夫婦ふたりの時期でも引っ越ししたことはあるけど、その時よりも格段に増えているなって感じる。

インタビューの中でよく話題になったのが、お子さまのお世話が忙しくて荷づくりの時間が取れない、ということ。お子さまが寝た後の夜中に作業した方もいれば、物音で起きてしまうので夜は作業がしづらかった、という方も。また、家族が増えたことで荷物が思ったよりも増えている、という悩みもありました。妊娠中・産後どちらのママも体調によっては「思ったより動けなかった」という声もあり、荷づくりは想像以上に時間がかかるものと割り切って、少しずつ進めるほうが良いようです。

<お子さまのお世話グッズはなかなか荷づくりできない>

Cさん(お子さま3か月でお引っ越し):粉ミルクの缶やお湯を沸かす道具とか、念のための着替えとかは最後までしまえない。おむつとかほ乳びんとかも、そもそもお世話しながら箱に詰めるのも難しい。

ギリギリまで使うお世話グッズは新居までの移動の途中で必要になるものもあり、なかなか片付けられないというのも、赤ちゃんがいるおうち特有の悩みではないでしょうか。お世話グッズだけでなく、安全グッズもなかなか外せないものがあります。何を片付けて何を最後まで残すのか、当日のスケジュールも踏まえて計画を立てておくとよさそうです。お話を伺った方の中には、移動の途中で実家や義実家に立ち寄る予定を組み、そこにお世話グッズを用意しておいて移動の荷物を少なくする、という方法をとった方もいらっしゃいました。

<大量の段ボール箱!衛生面も安全面も心配…>

荷づくりが始まると徐々に増えていく、荷物の詰まった段ボール箱。小さなお子さまのいるおうちでは、この段ボール箱にまつわる困りごとも多いようです。

Dさん(お子さま2歳/1か月でお引っ越し):荷づくり中も荷ほどき中も、上の子が手を出してくるのでそこで勢いよくものが倒れた。
Bさん(お子さま9か月でお引っ越し):段ボール箱ってきれいなイメージがないので、子どもが触って噛んだり舐めたり、つかまり立ちして転んだりとかが嫌だなって思って、引っ越し部屋を作った。

お部屋の数が複数ある場合、お部屋の1つをお引っ越し部屋にして荷物をまとめて置いておく、という方もいらっしゃいました。お子さまが段ボール箱の影にいて姿が見えなくなることや、荷づくりで使うテープや紐、ハサミなどにも注意が必要です。危ないものにはお子さまが近づけないようにしてしまうほうが、作業がしやすい場面もありそうです。

■移動当日は「スケジュールのイメージとゆとり」がポイント!

<業者の作業中でもお子さまのお世話が必要……どうしよう?>

Eさん(お子さま2歳/4か月でお引っ越し):授乳が必要で、業者さんがお部屋にいる時におふろ場で授乳……大変だった。
Fさん(お子さま2歳/2か月でお引っ越し):「エアコンを外したら暑くて。自分と子どもはファミレスに避難して、引っ越しの対応はパートナーにやってもらった。

業者の方が作業中の落ち着かない環境でもお子さまのお世話が必要になる時もありますし、お世話のシーンを見られたくない…と思うこともありますよね。作業にかかる目安時間を事前に業者の方に確認しておき、その間に必要になるお世話をイメージしておけるとよさそうです。作業の目安時間と実際の時間がずれてしまうこともあるので、スケジュールにはゆとりをもっておきましょう。また、お世話だけでなく、季節によってはエアコンなしでの過ごし方も考えておく必要がありそうです。

<業者の作業中はお子さまの安全確保が難しい!>

Gさん(お子さま1歳4か月でお引っ越し):子どもが抱っこ紐から降りたいってなっても、業者さんとぶつかったりしたらトラブルになるので大変でした。
Hさん(お子さま1歳2か月でお引っ越し):荷物を運び出す時や運び入れる時に、ちゃんと抱っこしておかないとだめだなって。

お部屋が複数あるようなら、業者の方に相談して一部屋だけは優先的に荷物を搬出してもらい、そこをお子さまと過ごす場所にしてしまう、という方法もあるかもしれませんね。先ほど紹介した「お世話の場所に困る」という悩みにも対応できそうです。

<移動の手荷物が多い!時間もかかる…>

Cさん(お子さま3か月でお引っ越し):できるなら、誰か荷物を運んでくれる人に手伝ってもらいたかった。授乳クッションやミルクは手に持って運んだ感じです。ベビーカーにも荷物を積んだり。
Cさん(お子さま3か月でお引っ越し):順調にいけば新居まで電車で15分から20分の距離だったのに、子どもがけっこう泣いていたし授乳やおむつ替えで電車を降りたりしたので1時間半くらいかかりました。

お子さまのお世話や手荷物の多さで、移動には思っている以上に時間がかかるようです。お引っ越し当日はいつもと違う生活リズムになったり、落ち着かない雰囲気でお昼寝がしづらかったりとお子さまがぐずるポイントも多くあり、そこで手を焼いてしまうことも。1日で移動できる距離であっても、時間がかかっても良いように実家や義実家、ホテルに泊まったという声もありました。大人だけで移動する時よりも余裕のある移動スケジュールを組み、焦らずに移動できるようにすることが大切です。

■新生活は 「“もしも”の先取り」がポイント!

<お引っ越し先での急な体調不良…小児科などは早めにチェックを>

Iさん(お子さま6歳/8か月でお引っ越し):下の子が引っ越し1週間でアデノウイルスにかかって大変だった。引っ越し先で小児科を見つけておけばよかったなと思う。

お引っ越しの作業でホコリを吸ってしまったり、生活リズムが変わったことで体調を崩してしまうケースもあるようです。お子さまだけでなく、大人の健康管理ももちろん大切。新居近くの小児科や内科を早めに確認しておくと安心ですね。

<新居でのお子さまの事故防止。お引っ越し中にも成長は止まらない……!>

Jさん(お子さま5か月でお引っ越し):部屋の環境も整っていなくて安全対策もできてない中で、子どもがどこにでも行っちゃう。心配が尽きなかった。

新居では改めて危険なところのチェックが必要です。特に集合住宅から戸建てにお引っ越しする場合、以前のおうちにはなかった階段への対策が必要になるケースもあります。可能であれば、事前に対策が必要になる場所のサイズを測っておいたり、アイテムの候補を調べておくなどの準備をしておくとよさそうです。

いかがでしたか。「スケジュールにゆとりを持つ」、「お世話のタイミングと場所をイメージしておく」、「新生活での“もしも” を想定しておく」というのが、今回のインタビューでわかったお子さま連れでのお引っ越しのコツでした。期限までに手続きをしたり荷物を運ぶことに注意が向きがちですが、作業中はお子さまとどう過ごすのか、という部分もしっかり考えておくとより安心です。

これからお子さま連れでお引っ越しをされる方の新生活が、楽しく安全にスタートできるよう応援しています。

<調査概要>
調査期間:2025年5月21日(水)~5月23日(金)
調査方法:オンライングループインタビュー
調査機関:赤ちゃんのいる暮らし研究所
対象:妊娠中~3歳のお子さまのいる18~44歳のアカチャンホンポ会員
参加人数:14名

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