出産内祝い、みんなどうしてる?経験者の声から見えた悩みと準備のヒント

出産内祝いは、出産祝いをいただいた方へ感謝の気持ちを込めて贈るお返しです。
赤ちゃんが生まれるとお祝いをいただく機会が増える一方で、「誰に返す?」「何を選ぶ?」「金額の目安は?」「いつ贈る?」など、迷うことも少なくありません。
今回、赤ちゃんのいる暮らし研究所では、「出産内祝い」をテーマに、0歳台のお子さまがいる方1,107人へのアンケートと、内祝いの経験がある方8人へのインタビューを実施しました。
経験者の声からは、感謝を伝えたい気持ちはありながらも、産後の慌ただしい時期に準備を進めることの大変さや、商品選びやタイミングに悩む実情が見えてきました。
リアルな声をもとに、出産内祝いで迷いやすいポイントと選び方のヒントをご紹介しますので、「どうしよう?」と迷っている方の参考になれば幸いです。
目次
■出産内祝い、思っていたより多くなりやすい?
出産祝いは普段関わりの少ない方からいただくことも。インタビューでは「こんなにいただくなんて思っていなかった」「想定外の方からいただいた」という声が聞かれました。

出産祝いを思ったよりもいただくと、内祝いも想定以上の出費となるかもしれません。アンケートでは、内祝いの総額はさまざまですが、5万円以上が約半数、10万円以上も18%ということでした。

■出産内祝いを返す相手とその考え方:「いらない」と言われた時どうする?
どなたに内祝いを返すかの考え方はさまざまです。アンケートでは、42%が「すべての相手に返す」と回答しました。

いただいたお祝いが少額の場合は、内祝いとは別の形でお返しをする方もいらっしゃいました。

返さない相手としては「両親」が多いです。

両親のほかにも、友人はお互い様ということでお返しはなしにするという考えの方もいらっしゃいました。

「全員に返す」という方がいる一方で、両親や親しい友人には別の形で気持ちを伝えるという声も見られました。大切なのは形式だけでなく、相手との関係性に合ったかたちで感謝を伝えることなのかもしれません。
■商品選びは、まず金額の目安から
カタログや通販サイトにはたくさんの商品があるため、何となく見始めると迷ってしまいがちです。そんな中、多くの方がまず決めていたのが、内祝いの金額の目安でした。

中には相手の方から「お返しはいらないよ」という言葉があったかどうかで金額の目安を決めている方もいらっしゃいました。

決めた金額にきっちり合わせる方もいれば、「3分の1から半額くらい」と幅をもって選ばれている方もいらっしゃいました。たくさんある商品候補から絞るにはまずは金額の目安を決めておくと良さそうです。どれくらいにするか、ご夫婦であらかじめ話し合っておくと安心ですね。
■定番は有名ブランドの食品 両親には記念品も人気
金額の目安を決めたら、次は具体的に商品選びをはじめます。
〇お返しは一人ひとり個別に考える
返す金額帯が同じくらいであっても、相手の年代や好みなどを考えた上で個別に決める方が多いようです。

「形だけ返す」のではなく、みなさん気持ちをこめて内祝いの品物を選ばれているのが印象的でした。
〇「ちょっとぜいたくな食品」が人気
タオルや食器もお祝いやお返しの定番ですが、好みが難しかったり、普段からお祝いのやりとりが多い方だと使いきれない ということもあるかもしれません。食べてなくなるものなら相手も困らないだろうということで、多くの方が有名ブランドのおだしやごはんのお供、百貨店のお菓子などの食品を選ばれていました。

〇有名ブランドは安心して贈れる
お返しは何が良いか聞けるような間柄であれば聞いてしまうという意見も多くありましたが、確認が難しい場合もあります。お返しをした相手に喜んでもらいたいという気持ちから、有名ブランドや自分が食べておいしかったものは安心して贈れるという声が多くあがりました。

〇カタログギフトは表紙のカスタマイズが人気
相手の好みが分からない場合や、いただいた金額が大きい場合は、カタログギフトを選ばれる方が多いです。中でも表紙をお子さまの写真にするなどのカスタマイズができるのは内祝いならではですね。

かわいいお子さまの写真が表紙のカタログギフト、ご両親に喜ばれること間違いなしですね。表紙を作ることがママとパパの記念にもなりそうです。
■出産祝いをいただく時期がバラバラで、内祝いが一度で終わらないことも
〇出産内祝いをお返しする目安は「いただいてから1か月」?
みなさん、「そんなに気にしなくても良いのかもしれないけど」とおっしゃりつつも「1か月以内を目安に」「できるだけ早く」お返しをされていました。

〇出産祝いをいただくタイミングはバラバラ
出産の報告をしてすぐにお祝いをいただくこともあれば、しばらくたって家に遊びに来たタイミングや、実際に会ったタイミングでいただくこともあり、出産祝いをいただくタイミングはさまざまです。
アンケートでは、「もらうタイミングに合わせて贈るのが大変」は内祝いの困りごととして、「商品選び」の次に多いという結果でした。

インタビューでも、1か月以内を目安にお返ししようとすると、そのたびに内祝いを手配することになり負担を感じるという声が聞かれました。出産祝いをいただく時期が人によって異なるため、内祝いをどのタイミングでまとめて返すかに悩む方も多いようです。ひと区切りつけてお返ししたあとに別の方からお祝いをいただくこともあるなど、タイミングの難しさがうかがえました。

「何を贈るか」だけでなく、「いつ返すか」も多くの方が悩むポイントのようです。お祝いをいただくタイミングがさまざまだからこそ、自分たちに合った進め方を見つけることが心のゆとりにつながりそうです。
■産後にぜんぶするのは大変!妊娠中からできることはある?
〇産後1か月は慣れない育児でバタバタ。
「選ぶのが楽しかった」という意見も多い一方、意外とたくさんの方に出産祝いをいただいたり、一人ひとりに合わせて品物を選んでのしや住所の入力をしたり、そしてそれを何回も…というのを産後1か月頃にするのはやはり大変なようです。

〇妊娠中に金額ごとに目星をつけておくのがおすすめ!経験者からのアドバイス
出産祝いをいただいたあとに初めてカタログを見るのではなく、なんとなくでも目星をつけておくといざ選ぶ時に少しラクだったという声もありました。

妊娠中の方には、「内祝いってこんなものがあるんだ」と気軽にサイトをのぞいたり、カタログをパラパラ見たりしてみるのもおすすめです。今すぐ決めなくても、楽しみながら眺めておくだけで、いざというときの気持ちが少しラクになるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。出産内祝いは、相手への感謝を伝える大切な機会である一方、産後の慌ただしい時期には時間を取るのが大変なものでもあります。 「こうしなければ」と思い詰めすぎず、ご家庭に合った形で無理なく進めていけると良いですね。 この記事が、出産内祝いに悩む方のヒントになれば幸いです。
〈インタビュー概要〉
調査期間:2025年11月26日(水)~11月28日(金)
調査方法:個別オンラインインタビュー
実施機関:赤ちゃんのいる暮らし研究所
対象:2~6か月のお子さまがいるアカチャンホンポ会員
インタビュー人数:8名
〈アンケート概要〉
調査期間:2025年11月14日(金)~16日(日)
調査方法:インターネット調査
実施機関:赤ちゃんのいる暮らし研究所
対象:0~11か月のお子さまがいるアカチャンホンポ会員
有効回答数:1,107件
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