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調査目的:はじめての離乳食について
実施者:株式会社赤ちゃん本舗
有効回答数:1,268件
調査対象者:アカチャンホンポ会員の18〜40代女性
調査実施期間:2021年6月9〜13日
2021年 8月25日
赤ちゃんのはじめての食事“離乳食”。どのタイミングで始めて、何を食べさせてあげればよいか、迷うこともありますよね。そこで、先輩ママから離乳食のタイミングや、離乳食づくりに便利なグッズなどをうかがいました。
離乳食を始めた月齢を教えてください
生後5ヵ月から始めた方が最も多く、続いて生後6ヵ月からという結果に。離乳食を始めるタイミングは、月齢で判断するのが一般的ですが、赤ちゃんの成長はそれぞれ。
次に、月齢以外で離乳食を始めたきっかけについてうかがいました。
月齢以外で離乳食を始める目安にしたことを教えてください
1位は食べ物に興味を示し始めたという回答でした。家族がご飯を食べているのを見て、口をもぐもぐと動かした、スプーンを赤ちゃんの口に近づけると自分で口に入れようとした、などの回答が見られました。月齢だけでなく、赤ちゃんの成長を見ながら離乳食のスタートを判断することも大切ですね。
はじめての離乳食に10倍がゆを食べさせましたか?
10倍がゆとは、お米の量に対して10倍のお水を入れて作るおかゆのこと。98%と大半の方がはじめての離乳食に食べさせたと回答しました。機嫌のよい時に1日1回1さじから始めてみましょう。
10倍がゆはどのように作りましたか?
鍋で作った方が約4割、続いて炊飯器、電子レンジとなりました。炊飯器はおかゆ機能で、電子レンジは耐熱容器を使えば簡単にできあがります。生米でなく炊き上がった白米から作ると早くできますね。
最も人気だったのは、すり鉢・すりこぎ棒。食材の硬さを手で加減しながらすりつぶせるので便利ですね。2位は裏ごし網やおろし器などが一式揃った離乳食の調理器セット。1つあるといろいろな離乳食が作れるので重宝します。そして、3位はハンドブレンダー。食材があっという間にペースト状になるので食べる量が増えてきた時にも役立ちます。
10倍がゆの次に食べさせたものは何ですか?
10倍がゆの次に食べさせたものは、野菜のペーストが最も多く71%。まずは、カボチャやにんじんなど舌触りがよい野菜がおすすめです。葉もの野菜は離乳食に慣れてきてからのほうが食べやすいですね。豆腐や白身魚のペーストは、加熱してなめらかにすりつぶしてあげましょう。
離乳食を保存(作り置き)するのに役立ったグッズはありますか?
食事ごとに何種類もの離乳食を作るのは大変ですよね。多めに作って保存しておくと便利です。保存容器として最も人気を集めたのは、離乳食用の小分け冷凍トレー。10倍がゆや汁物を一気に冷凍できる「製氷機型」、少量ずつ保存できるふた付きの「カップ型」など、いろいろな形や素材があるので赤ちゃんの成長に合わせて使い分けるとよいですね。 また、フリーザーバッグや冷蔵庫の製氷皿を使っている方もいらっしゃいました。冷凍した場合もできるだけ早めに食べきるようにしたいですね。
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はじめて10倍がゆを食べた時は感動!なんでも食べてくれて、少しずついろいろな食材にチャレンジするのが楽しかった。アレルギーが出ないかチェックしつつ、何もなければ、よし次!と進めていきました!
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はじめてトマトを食べさせた時に、酸っぱ!と顔をしかめて、おもしろかった。
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熊本地震の経験より、離乳食のローリングストックをオススメします。日頃から市販の離乳食を食べておかないと被災時は本当に食べません。普段から何回かレトルト等の離乳食訓練が必要です。
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全身がごはんや野菜のペーストだらけになって片付けは大変だったけれど、今では良い思い出。喜んで食べていたからうれしかった。
はじめての離乳食で気をつけたことは、アレルギーが出るかもしれないので、病院が開いている時間帯に少量ずつあげたというコメントが多く見られました。その他、しっかり火を通したり、食器や調理器具を熱湯消毒したり、衛生面にも気を配っていた方が多いようです。
離乳食は慣れるまで大変なこともありますが、はじめて食べる食材を口にした時の赤ちゃんの反応は、一度しか見ることができない特別な瞬間です。ママ・パパと赤ちゃんで、はじめての離乳食を楽しみながらスタートできるとよいですね。