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「子育て🔗支援meetsプロジェクト」を始動。全国約1万人のママ・パパに聞いた「子育てまんぞく度ランキング」を発表!支援の数だけでは語れない、子育てしやすい街の姿が明らかに
株式会社赤ちゃん本舗(本社:大阪市中央区 https://www.akachan.jp )は、「子育て🔗支援meetsプロジェクト」を始動し、全国のアカチャンホンポ会員約1万人を対象に実施した「子育てまんぞく度調査」から、「子育てまんぞく度ランキング上位100自治体」を含む『子育てしやすい街リポート 』を発表いたします。(2025年11月10日発表)
本調査は、子育て世帯が感じる地域の「子育てのしやすさ」を100点満点で評価いただき、その平均点をランキング化したものです。調査の結果、1 位は愛知県安城市 (86 点)、2位は東京都港区 (84 点)、3位は東京都品川区 (82点)となりました。また、約1万件のコメント分析から、子育て世帯が重視しているのは「支援の数」だけでなく、「支援の質」や「届け方」であることが明らかになりました。
赤ちゃん本舗は子育てする人とサポートする人をつなぐ新たな取り組み「子育て🔗支援meetsプロジェクト」を通じて、子どもを産み育てたいという希望を後押しできる社会の実現に、取り組んでまいります。

リポート全編は、こちら
https://www.akachan.jp/topics/public/kosodate_town_ranking/
■新た な取り組み『子育 て支援meetsプロジェクト』を始動
ー子育て🔗支援meetsプロジェクトとはー
子育てする人とサポートをする人をつなぐ、社会課題の解決を目指すプロジェクトです。
届かぬ声と届かぬ支援。そのギャップを埋めるハブとして、私たちは、子育て世帯と自治体の双方の声に耳を傾け、ともに課題解決に取り組んでまいります。

「子育て🔗支援meetsプロジェクト」については、こちらhttps://www.akachan.jp/topics/public/meets_project/
■調査背景について
赤ちゃん本舗は 「子育て🔗支援meetsプロジェクト」の活動の第一歩として、子育て世帯の「リアルな声」を集めるため、全国のアカチャンホンポ会員を対象にアンケート調査を実施し、約1万件の回答を得ました。本調査では、お住まいの地域について「子育てがしやすい」と感じる度合いを100点満点で評価いただき、その平均点をもとに「子育てまんぞく度ランキング上位100自治体」を作成いたしました。
子育てには、日頃のお世話に加えて、成長を考えたふれあい・遊び、健康管理、保育所探し、仕事との両立など、やるべきことがたくさんあります。子育てに関する行政の制度や支援が整いつつある今も、「実際のところ、自分の地域は子育てしやすいのだろうか 」と感じる方は少なくありません 。
「子育て🔗支援meetsプロジェクト」は今後もこの活動を通じて、子育てする人とサポートをする人をつなぐ取り組みを実施してまいります。
■主な調査結果
<1>子育てまんぞく度 トップ9

※上位100自治体の完全版は、リポート本編をご覧ください。
https://www.akachan.jp/topics/public/kosodate_town_ranking/
<調査概要>
調査対象: 全国のアカチャンホンポ会員
回答数: 約 1 万件 (10,837名)
調査方法: アプリ会員を対象としたアンケート調査
評価方法: 居住地域の子育てのしやすさを 100 点満点で評価
ランキング対象: 回答数が 20 件以上の自治体 (135 自治体)
集計方法: 平均点を算出し、得点の高い順にランキング化
※ランキングは回答数が 20 件以上の自治体( 135自治体)を対象に平均点を算出し、得点の高い順に掲載しています 。小数点以下第一位を四捨五入しています。
※当社の地域ごとの出店状況により回答数に差が生じているため、全都道府県を均等に網羅したものではありません。
<2>「支援の数」だけでは語れない、子育てしやすい街の実態
本調査では、子育て満足度に影響する以下の5つの分類・18の項目について分析を実施しました。
5つの分類・18の項目:
1.金銭的支援 (助成・補助、給付金・一時金、特典・割引
2.施設環境 (行政施設、支援施設、商業施設、医療施設、子育て施設
3.生活環境 (治安・安全性、周辺環境、移動時の利便性
4.日常の生活支援 (行政の子育て情報・相談、専門職によるサポート、日常のサポート、ケガ・病気の対応)
5.地域社会 (交流イベント、周辺住民との関係
分析の結果、以下のことが明らかになりました。
●満足度の高い項目と改善を望む 項目が よく似ている
子育て世帯は「支援の有無」だけでなく、「自分たちの暮らしにどれだけ合っているか 」「より使いやすくなるか」を重視している。
●同じ点数の自治体でも、満足の理由は異なる
A市では「金銭的支援 」が評価されるのに対し、 B 市では 「施設環境」や「 生活環境」が 評価されるなど、地域特性により満足度の構成要素が異なる。
●1 位の安城市は、複数の取り組みがバランスよく連携
行政施設を活用した交流イベントが行われ、その情報が行政発信によって市民にしっかり と届き利用される好循環が、高い満足度を支えている。
<3>子育てしやすさの判断ポイント ー 子育て 世帯 が関心を寄せる 3 つの トピックスー
約1 万件のコメントを 11 のテーマに分類して分析した結果、以下の 3 つの トピックスが特に注目を集めました。
トピックス①:子育て支援・サポート制度(33.7%)
・最も多くコメントが寄せられた分野
・支援の「量」だけでなく、「伝え方」や「自治体への愛着」が重要
トピックス②:遊び・交流・施設環境(17.2%)
・近年の猛暑の影響で「室内の遊び場」の充実を求める声が増加
・季節に左右されない交流の場の提供が求 められている
トピックス③:待機児童問題(10.2%)
・ランキング上位の自治体からも多くの声が寄せられた
・「人気自治体の副作用」:子育てしやすいと評判の街に転入者が 集中し、保育所などのインフラ整備が追いつかない現象が発生
■調査から見えたポイント
本調査から、以下のポイントが得られました。
1.支援の「数」よりも「質」と「届け方」が重要
多くの支援制度を持つ自治体は全国に存在しますが、満足度の高い自治体は「支援が市民にきちんと届いているか」「その思いが伝わっているか」という点で差別化されています。
2.各自治体が「その街らしい満足の形」を築くことが重要
人口構成や立地条件、気候や地域文化など、自治体が置かれている環境はさまざまです。全国一律の「満足度の上げ方」は存在せず、各自治体が自らの地域にあった方法で取り組むことが求められます。
3.時代の変化に応じた柔軟な対応が必要
近年の気候変動により、従来の「屋外の公園整備」だけでなく、「季節や天候に左右されない室内 遊び場」のニーズが高まっています。4.地域格差解消への取り組みが必要特定の自治体だけが突出して評価される形ではなく、全国の自治体がそれぞれに「子育てのしやすさ」を追求し、全国的な底上げが求められています。

「子育 て🔗支援meetsプロジェクト 」に ついては 、こちらhttps://www.akachan.jp/topics/public/meets_project/
■お問い合わせについて
●自治体関係者さま
赤ちゃん 本舗 メディア開発部 パブリックアカウントユニット
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●報道関係者さま
赤ちゃん 本舗 広報部
TEL:06‐6258 7125
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