さまざまな部署の中でも、経営企画部は組織横断型でありフットワークが重要。これを学んだきっかけは、経営戦略を考えている時でした。私の考えがうまくまとまらず近くの先輩に相談すると、話を聞いて一緒に考えてくださいました。そして私の想いにさまざまな部署の方が共感し、背中を押してくださることに。結果、会社の経営戦略としての土台作りが実現し、それを「本業の中で社会課題を解決すること」という形にすることができました。これは当社の目指す「子育て総合支援企業」をより強化するものと信じています。部署の垣根を越えて、自主的な推進チームは現在も進行中です。

学生時代は国際協力のゼミに所属していたので、就職活動でも国際協力の分野を視野に企業を探していました。赤ちゃん本舗が当時CSR 活動の一環で、ザンビアの人たちに肌着を送る活動をしているのを知って興味を持ちました。ベビー・マタニティという分野、つまり自分たちの「本業」で社会課題に取り組んでいるのがすごいと思って。海外展開を見据えた企業であることも魅力のひとつでした。

赤ちゃん本舗は人生の中でも特別な、とても大きな幸せに関わっています。一人ひとり違う気持ちに寄り添い、応援したい。そのために、人と人はもちろん、情報や商品、サービスを介して、子育てに携わるすべての人との「つながり」を作っていく企業だと思います。たとえ消耗品でも、思い出に残る消耗品としてお客様との「つながり」になっているのです。こうした「つながり」が社会に広まることを願い、いつまでも大切にしたいと思っています。