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好評につき回収期間を2023年2月28(火)まで延長 アカチャンホンポにピジョンの哺乳器回収ボックスを設置中

創業90周年を迎えた株式会社赤ちゃん本舗(本社:大阪市中央区)は、ピジョン株式会社(本社:東京都中央区)と、プラスチックなどの資源の循環利用を目的として、関東エリアのアカチャンホンポ10店舗において、ご家庭で使わなくなったピジョンの哺乳器※1の回収ボックスを設置し、資源リサイクルする実証実験を2022年8月25日(木)から開始しております。

この度、2022年11月30日(水)までとしていました回収ボックスの設置期間を好評につき2023年2月28日(火)まで延長いたします。

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取り組みを始めてからこれまでの間に、プラスチック製哺乳びん370本、ガラス製哺乳びん345本、乳首810個など合計で2,747パーツを回収いたしました。(2022年11月9日時点)

お客様からは下記のように多くの反響の声をいただいております。(インスタグラム ピジョン公式アカウント・お客様からのコメント抜粋)

・素敵な取り組みありがとうございます。下の子がそろそろ哺乳瓶卒業ですが、捨てるのももったいないと思ってましたが、この様な取り組みがあると助かります。

・す、すごい・・・こんなの、考え付かなかったです!思い出がどこかで引き継がれる仕組み、とても素敵です~。そしてシードペーパーも、こどもと一緒に植物の成長を見る機会を提供してくださるなんて、どこまでも素敵です。機会を見つけてぜひ利用したいです!

《ご家庭で使わなくなった哺乳器の回収概要》

・回収対象製品:ピジョンのプラスチック製哺乳びん・耐熱ガラス製哺乳びん、乳首、フード、キャップ(ピジョン製品以外は対象外です)。

・回収ボックス設置期間:2022年8月25日(木)~2023年2月28日(火)

・回収ボックス設置店舗:下記のアカチャンホンポ10店舗

・回収ボックスに対象製品をお持ちいただいたお客様は、ボックスに設置された「シードペーパー🄬」※2をお持ち帰りいただけます。

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日本国内のシェアが85.6%を占めるピジョンの哺乳器※3は、プラスチック製と耐熱ガラス製の2種類があります。プラスチック製の哺乳びんにおいては、プラスチックを細かく素材別に分別し、回収する仕組みがないこと、また耐熱ガラス製の哺乳びんは特殊なガラスのため、一般的に「資源ごみ」ではなく「不燃ごみ」として扱われることから、哺乳器においてはリサイクルが進んでいないのが現状でした。

この哺乳器において、赤ちゃん本舗とピジョン、プラスチックのリサイクルのトータルプロデュースを主に行う株式会社パンテックが共働し、製品回収と資源リサイクルに取り組む実証実験を実施中です。アカチャンホンポの対象店舗にお客様がお持ちになられた哺乳器を、ピジョンが回収し、素材ごとに分別を行い、リサイクル工場への発送を行います。その後、リサイクル工場では、粉砕~再生原料化され、プラスチックはプランター、パレット、食品・薬品工場ラインの配管などに、ガラスは路盤材などを製造するための原料の一部に、生まれ変わります。

また、回収した哺乳器の一部は、将来的に再生されたプラスチックやガラスをピジョン製品に活用することを目指した検証にも用います。

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※1哺乳器:哺乳びん(容器)+乳首+フード・キャップで構成された1つの製品。

※2シードペーパーは、さまざまな花の種を漉きこんだ、古紙100%のリサイクルペーパーです。ひと晩水につけて土に埋めると、数日で発芽します。花を育むことで環境に対する思いも未来に引き継がれていってほしいという願いが込められています。「シードペーパー」はSOUP Inc.の登録商標です。

※3出典:インテージ、2021年5月~2022年4月の12カ月間の哺乳器売上金額シェア。