お誕生のその日から赤ちゃんが身につけるおむつ。
赤ちゃんがいつも快適に気持ちよく過ごせるように、赤ちゃんの状態に合ったおむつと、おむつ替えグッズを用意してあげたいですね。
新生児のおしっこやうんちの特徴は?
新生児は、腎臓や消化器の発達が未熟。おしっこやうんちの回数は、個人差はあるもののかなり多いのが普通です。
おしっこはとても薄く、ほんの少量ずつを1日15~20回ほど。うんちはかたまりがなく、ドロドロ状態のものを2~6回。中には、おむつを替えるたびにうんちをする赤ちゃんもいます。
ゆるいうんちは、おむつからもれたり、背中のほうに回ったりしがちです。新生児の小さな体にきちんと合ったおむつを選んで、こまめに替えてあげましょう。
おむつにはどんな種類があるの?
紙おむつは赤ちゃんのからだの大きさや発育の状態に合わせて、ピッタリなものを付けてあげられるように、さまざまな種類があります。
- 形状による種類………テープタイプ、パンツタイプ
- サイズによる種類……新生児用(お誕生〜3000gまで)、新生児用(お誕生〜5000gまで)Sサイズ、はいはい用、Mサイズ、Lサイズ、ビッグサイズ、ビッグより大きいサイズなど
- 目的による種類………日常のおしっこやうんち用、トイレトレーニング用、おねしょ用、水遊び用など
メーカーによってもさまざまです。
それぞれの種類のなかで、赤ちゃんの成長や体形に合わせてフィットするものを選んであげてくださいね。
サイズアップの目安は?
赤ちゃんが成長したとき赤ちゃんの体型は千差万別。紙おむつのサイズを選ぶときは、体重とともに、つけたときのフィット感も考慮したほうがよいのです。
たとえば、太ももやおなかのまわりに赤くギャザーのあとがつくようになったり、ウエストのテープを貼る目盛りがいちばん外側になってきたら、そろそろ次のサイズへ切り替える時期ですね。
おしっこやうんちの状態が変わったら赤ちゃんが成長すると、おしっこ1回の量が増え、おむつの吸収量を超えてしまうことがあります。
表面がおしっこでべタついたり、時々もれるようになったら、より吸収能力の高い次のサイズへ移行しましょう。
また、「新生児用」「Sサイズ」といった小さいサイズの紙おむつには、ゆるゆるうんちをもらさない構造が備わっているものもあります。成長とともにうんちの回数が減り、「体はまだ小さいけど、うんちがかたまってきた」というときも、次のサイズへステップアップする目安になります。
新生児のころから使うテープタイプを上手につけるポイントは?
テープタイプを上手につけるポイントは「指1本」。ウエストや太もものゴムの部分にママの「指1本」が、ちょっと抵抗を感じながら入るくらいがちょうどです。
ゆるみやモレを防ぐチェックポイントをおさえておきましょう。
詳しくはこちら
新しいおむつを替える前におしりの下に広げて敷いておくと、替えている途中の急なおしっこやうんちにも素早く対応できますよ。
テープタイプの替え方動画はこちら
パンツタイプの替え方動画はこちら
※メーカーやおむつの種類によって仕様が異なります。
テープタイプおむつからパンツタイプへの切り替え時期は?
大きな理由は、「おむつ替えのしやすさ」にあります。
赤ちゃんがまだねんねの状態でじっとしていてくれるときは、広げて使えるテープタイプの方が、
準備したおむつの上に赤ちゃんをのせるようにおむつ替えできて、眠っていても簡単におむつ替えができます。
一方、はいはいやたっちができるようになると、おむつ替えの時ですら寝かせることが大変になります。
眠っている時間もねんねの頃より減ってくるので、サッとはかせられるパンツタイプの方がおむつ替えがしやすくなります。
- おむつ替えする方自身が「そろそろテープタイプだとおむつ替えが大変だな…」と思った時期
- ねんねだけど足をバタバタさせ始めた
- 寝返りが始まった
- はいはいが始まった
- つかまり立ちが始まった
など、赤ちゃんの体形だけでなく、運動機能の成長や、おむつ替えのしやすさなど、いろいろなポイントで上手におむつを使い分けてみてください。
(情報提供:ムーニーブランドサイトhttps://jp.moony.com/ja/diapers/Important-use.html)